WordPress.comが公開したMediumインポートツールを試す

10/3/2017

Mediumの運営方針が揺れているのを見たAUTOMATIC(WordPressの開発元)の経営陣が「いまならMediumユーザーの心も揺れている」と踏んだのかどうかは分かりませんが、自社のWordPressホスティング・サービスでMediumのコンテンツをインポートする機能が公開されました。

WordPress.comがMediumのインポートツールを提供

ここしばらく、WordPress + JavaScriptなフロントエンドの組み合わせに興味があったことや、そもそもMediumでは自作のJavaScriptコンテンツが公開できないことなどがあり、自分の記事をWordPressに移行することを考えていましたので、早速インポートに挑戦してみました。

Mediumからのコンテンツエクスポート


  1. Mediumのサイトで、画面右上のユーザーアイコンをクリックして、プルダウン・メニューの「Settings」を選択
  2. 下の方までスクロールして、「Export Content」の欄の「Download .zip」をクリック

これでMediumに投稿した記事をZIPでダウンロードできます。記事1つにつきHTMLファイルが一つ生成され、記事一覧が収められたRSSも生成されます。

WordPress.comへのインポート

  1. WordPress.comにログインし、画面右上のユーザーアイコンをクリックして管理画面に入る
  2. 画面左の「参加サイト」をクリックして、記事をインポートしたいサイトを選択
  3. 左メニューの「設定」をクリックして設定画面を表示し、画面右側の「インポート」をクリック
  4. 「Medium」の欄にさきほどダウンロードしたMediumのZIPファイルをドラッグ&ドロップ

以上の手順で、WordPress.comにコンテンツをインポートできます。インポートには15分ほどかかるようです。

スラッグのインポートには対応してない(2017年3月7日現在)

Mediumで独自ドメインで記事を公開していた場合、URLをそのままにWordPressで記事を公開したくなると思いますが、いまのところその点はサポートされていません。

ただ、RSSに元のURLの情報は残っているので、スクリプトなどを使って(あるいは頑張って手作業で)パス部分をWordPressのslugに設定し、WordPressに独自ドメインの設定を移動することで、すでにブログやSNSに拡散しているURLを有効利用できると思います。

おまけ

Mediumの良くできた体験とフォロワーのネットワーク効果は魅力なのですが、インタラクティブ・コンテンツも扱うエンジニアとしてはデモの自由度の低さがネックになっています。

特に仕事がらみの記事は、今後WordPress + 自前のフロントエンドという構成に移行をしようかと思っています。サイトの移行時にハウツー記事とコードを公開する予定ですので、Twitterなどをフォローしてお待ち下さい。


スタジオピグボは、WordPressをベースにReactなどのJavaScriptフロントエンドをフィーチャーしたサイト開発のお手伝いも承っています。

  1. 新規でサイト構築を行いたいが、CMSを含めた開発はコストがかかるので躊躇している
  2. すでにWordPressで蓄積したコンテンツを活かしつつ、よりインタラクティブなサイトにリニューアルしたい

という要望をお持ちの方は、info@pigbo.coまでご連絡ください。

シェアする